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耐震等級の定められた計算式では、無垢材を多く使った住宅の場合でも、強度は確実にあるものの、無垢材の部位、あるいは無垢材の樹種によって違いがあり、耐震等級の計算式に、無垢材の部分は算入できないケースが多いです。

その為、必ずしも耐震等級1の建物が耐震等級3に劣るとは限りません。耐震等級3であっても、経年劣化により耐震強度は下がります。

実際には、耐震等級という基準がなかった時代に建築された住宅は、定められた耐震等級の計算式に当てはめると、強度はあっても、耐震等級1に該当してしまう場合が多いです。

耐震等級1であっても、耐震等級3と同じレベルの強度を確保した建物が存在します。

これから新築住宅を建築する上で、耐震性能を高める意識は重要であるという理由で、下記にまとめています。

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下記は国土交通省の定める内容です。

耐震等級とは?

耐震等級は、建物の耐震性能を示す指標であり、地震に対する構造躯体(柱・梁など)の倒壊・崩壊のしにくさを3つの等級で区分しています。

耐震等級基準
等級1建築基準法に定められた最低限の耐震性能。数百年に一度の地震(建築基準法施行令第88条第3項)に対して倒壊・崩壊しない程度。
等級2等級1の1.25倍の地震力に対して倒壊・崩壊しない程度。
等級3等級1の1.5倍の地震力に対して倒壊・崩壊しない程度。

耐震等級3の実際の地震への強さ

2016年4月の熊本地震(震度7が2回観測)の調査結果では、耐震等級3の建物は耐震等級1の建物に比べて被害が少ないデーターになっています。

しかし、このデーターにおいて、耐震等級1の建物はすでに老朽化した建物が含まれています。

一方、耐震等級3は、2001年より定められ、比較的、新しい計算式に該当する建物になります。耐震等級3であっても、築年数が経過すると、劣化する場合があります。

耐震等級軽微・小破・中破大破倒壊
等級1(建築基準法レベル)33.6%4.0%2.3%
等級3(最高等級)12.5%0.0%0.0%

結論

熊本地震の被害調査結果からも明らかなように、耐震等級3の建物は被害を軽減する効果があります。

そのため、地震時の安全性を高めるためには、耐震等級3の建物の基準も考慮しなければなりません。

(参考:国土交通省 住宅局「熊本地震における建築物被害の原因分析を行う委員会」報告書)

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