2024年11月
方位学、家相学を考慮したプラン作成の機会をいただきました。
現在、取り組んでいる最中ですが、家事動線の実用性を追求すると、矛盾が発生します。
どのような検討が必要か?ということで、ポイントをまとめてみます。
- 方位学におけるポイント
- 浴槽部分、便座の配置、コンロ等の火気について、鬼門(北東)や裏鬼門(南西)を避けることが一般的に推奨される。
- 加えて、乾(北西)、子(北)、巽(南東)も凶の方位として扱われる。
- 生年(十二支)の影響も配置の吉凶に関与する。
- 建物の中央に浴室やトイレ、階段、中庭を設けることは凶とされる。
- 窓がない浴室やトイレも凶とみなされる。
- アイランドキッチンは、凶とされる建物中央の配置になりやすく注意が必要。
- 一般的な認識では、北枕は亡くなった人が寝る向きで、良いイメージがありませんが、歴史的には身分の高い人は北枕で寝ることが良いと認識していました。北枕は安定を象徴する方位で、東枕も同様に吉とされます。
- 学習机や書斎机は、北に向けて配置することで落ち着きや集中力を高めるとされています。
- 玄関と門扉の間に排水管を埋設しない。排水は最短で屋外に出して配管する。
- 家族相の考え方
- 家族相という考え方では、家族における立場(父、母、長男、長女など)に応じて最適な位置が存在します。ただし、家族相に基づく配置の優先順位より、他の要素を満たした後に検討するのが望ましい。これらの配置は基本的に凶とはならないものの、家族全体のバランスを考慮した間取りを構築する際に、より良い効果をもたらすとされています。
- 現代的な間取り設計の課題
- 最近の住宅設計では、機能性や家事動線を重視して、キッチンからランドリー、浴室、洗面所、トイレといった一連のスペースを一体的に配置することが多い。しかし、方位学的なルールをすべて守ろうとすると、このような効率的な間取りの設計が難しくなる。
- 優先順位の決定の重要性
- 方位学の規範と実用性のどちらを重視するか、明確に優先順位をつけなければ合理的な間取りを実現するのは難しい。
- 家庭ごとの価値観やニーズに応じた選択が求められる。
家づくりにおけるプロセス提案もさせていただきます。
物価高で合理的に建築する方法です。
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