色彩感覚は人それぞれ異なり、正解はありません。しかし、個人の好みだけに偏らず、ある程度無難にまとめたい場合は、以下の内容を参考にしてみてください。

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住宅における色彩心理まとめ

1. 白(ホワイト)

  • 心理効果:清潔感、開放感、純粋さ
  • 住宅での使われ方:壁、天井、外壁などベースカラーに多用
  • ポイント:空間を広く見せたい場合に有効。ただし、使いすぎると冷たい印象にも。

2. ベージュ・アイボリー

  • 心理効果:安心感、温かみ、落ち着き
  • 住宅での使われ方:リビングや寝室の壁、床材など
  • ポイント:ナチュラル志向のインテリアに最適。どんな家具とも相性が良い。

3. グレー

  • 心理効果:上品、落ち着き、都会的
  • 住宅での使われ方:外壁、アクセントクロス、家具
  • ポイント:モダンな印象に。濃淡によって冷たくも温かくも演出できる。

4. 青(ブルー)

  • 心理効果:冷静、集中、リラックス
  • 住宅での使われ方:寝室、書斎、トイレ、玄関やリビングでワンポイント
  • ポイント:睡眠導入や集中力アップに効果的。ただし寒色なので使いすぎ注意。

5. 緑(グリーン)

  • 心理効果:安らぎ、調和、健康的
  • 住宅での使われ方:リビング、子供部屋、外構まわり
  • ポイント:自然とのつながりを感じさせる。目にも優しい色。

6. 黄(イエロー)

  • 心理効果:元気、明るさ、親しみ
  • 住宅での使われ方:ダイニング、子供部屋
  • ポイント:エネルギッシュな空間に。ただし原色に近い強い黄色は長時間だと疲れる場合も。

7. 赤(レッド)

  • 心理効果:情熱、活力、刺激
  • 住宅での使われ方:アクセントウォール、キッチン、カフェ風インテリア
  • ポイント:ポイント使いがおすすめ。全面使用は圧迫感が出やすい。

8. 黒(ブラック)

  • 心理効果:高級感、重厚感、洗練
  • 住宅での使われ方:玄関ドア、外壁、照明や家具のアクセント
  • ポイント:引き締め効果あり。ただし使いすぎると暗くなりがち。

9. 茶(ブラウン)

  • 心理効果:安定、落ち着き、信頼感
  • 住宅での使われ方:フローリング、建具、家具
  • ポイント:木の温もりを感じさせ、心が和む。自然素材との相性も抜群。

色彩心理を取り入れるポイント

  • ベースカラー(約70%):白・ベージュ・グレーなど落ち着いた色
  • メインカラー(約25%):空間の個性を出す色(例:ブルー、グリーン)
  • アクセントカラー(約5%):印象づけや引き締め(例:ブラック、レッド)

これを意識するとバランスよく、かつ心理効果も活かした空間づくりができます!


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